自営業の女将さんとして
一家を支える大黒柱(^-^)
子どもたちも、パパも
家族と一緒に自然に生みだしたい
お産見学で、初めてあったときに
そう語ってくださったTさんの瞳に、
まっすぐ、かつ、熱く強い気持ち
を感じたのです✨
経過は順調!
職業柄、足元が温まったり、冷えたりをくり返すため、
冷え対策を念入りに☆彡
そして、
さらしを上手に巻いて(^-^)過ごされましたね☆彡
中期ポイント健診で
胎盤が低い
と指摘を受け、そこから、嘱託医療機関の先生の健診ばかりになりましたね(/ω\)
そんな中でも、
胎盤さんと赤ちゃんを信じ続け
病院の健診で、なんやかんやとリスクと安全に関して説明を受け
もうリスクばかり聞きたくない~ってなりながらも、健診に行かれ。
13時予約で16時過ぎの診察時間(笑)
の病院の診察待ち時間を含め、
家族で迎える誕生日を
どうしたら、叶えられるのか。
何度もなんども
私とも相談時間をつくりましたね。
24時間年中無休で働く、旦那さんとも、はなしあったり、
話せず、もんもんとすごしたときもあったり
でも、ちゃんと考えて、行動してくれる旦那さん
(Tさんが「パパ」と呼ばれてたので以降パパと表記させてもらいます)
あるときは、パパとと私と一緒に、
病院の診察待ちで
3時間以上もの待ち時間、
一緒に過ごしたりしましたね~(*^▽^*)
なんどもなんども
悩み、落ち込み、
またそこから這い上がり、
また悩み、落ち込み、
もうはかりしれないほど、なやまれたと察します。
その繰り返しの中で
医療機関の先生に、
「胎盤が低めですが、経腟のお産はできる。助産院でもいいですが。
ただし、リスクはあります。」
と、助産院でのお産の許可をもらったのでした。
何枚もの、同意書にサインをしたのも、今では、あんなこともあったなと
笑ってはなせますが、一年前はそうはいかなかったですよね。。。
ガイドライン上でも、テキスト上でも、自然なお産は、可能。
しかし、嘱託医療機関の先生からのご指摘もあるため、
どうしたら、安全に、過ごせるか。
もしものときには、搬送は必須!
搬送が必要かもしれないと、少しでも搬送がよぎったら、
搬送します!その覚悟で、お互い(助産院スタッフ・ご家族さん)望みましたね。
そこから、より、からだとこころを仕上げていかれました✨
さらしを巻くのも、おてものので(^-^)
健診が終わると、さらっと上手に、巻いておられました☆
夜明け前に陣痛をおこしてくれた赤ちゃん
Tさんからの連絡では、
まだ前駆陣痛なのかなという感じだったのですが
その後、すぐパパから連絡で、
「これは、陣痛やと思います」と冷静な判断内容のラインがきたのでした!
Tさん「そろそろ、火をおこさなあかんけど、動けそうにないわ。でもいろいろ準備しないと~」
っていうて、いつものように、なんでもかんでも上の子二人のことや家業のこと、やろうとしていたのです(^-^)
すぐに向かうと、いい感じで、
赤ちゃんは生まれるよ~っと陣痛で教えてくれてたのでした✨
スタッフもみんなすぐに向かってくれていたので、みんなで、誕生を見守ったのでした(^-^)
お兄ちゃんたちは、アンパンマンとバイキンマンの人形をTさんに渡して応援したり、
パパにくっついて、いつもと違う様子のTさんを観察したり。
Tさんは、片手ずつ、アンパンマンとバイキンマンを握って陣痛を静かに乗り越えていかれ、
赤ちゃんが、どんどん進んで生まれるよ~ってグイグイっと強い陣痛になってきて
産み出そうとしだしたら、
3歳になったばかりのお兄ちゃんは、より、パパにくっついて、
4歳半のお兄ちゃんは、生まれてくるのを、しっかり見える位置まで移動して、
それぞれの立ち位置で、誕生をみまもってくれました♡
子どもたちも、パパも
家族と一緒に自然に生みだしたい
そう力強く、語ってくれて、
妊娠中、こわいリスクの話に、こころくじけそうになったこともあるけれど、
さいごまで、大丈夫!と信じ続け、
パパにも、信じてもらって、家族の支えをしっかりと感じて過ごせたTさん✨
大きな大きな胎盤さん
(実際に測った値、大きさ24cm×22cmでした。20年ちょっと助産師していて、
見た感じ、標準より大きいな~!!!!!と驚きました。)
この大きな胎盤さんの下端が、3~4cmほど子宮口の近くにくっついていたのだな~って
みんなではなしたのでした!
終わってしまってからわかることが多い、この産科医療。
どれだけ、超音波や医療技術が発達しても、わからないものは、お産が終わるまでわからない。
だからこそ!
医療の大切さ×大丈夫という信じるきもち
天秤にかけながら、伴走していくぞ!と再確認させてもらいました(*^-^*)
お産が落ち着き、
おじいちゃん、おばあちゃんも参加されて、
バースディケーキを囲み、みんなで、♪♪♪happy birthday song♪♪♪
家族のそばで、大切な誕生を迎えられ、とてもしあわせそうな表情のTさん☆彡でした
その後しばらくは、家業をパパや家族に任せて、助産院に移動され、
入院生活も堪能されました
お兄ちゃんたちは、ミルクをあげるのが普通と思っていたとのこと。
あかちゃんに合わせて授乳をすることが、少し、わからない~っておっしゃってましたが、
みるみる赤ちゃんと息を合わせて、授乳も軌道にのせられ、初のおっぱいだけ生活!
退院後もみるみる大きくなる赤ちゃんをみて
しっかりおっぱい飲めてるんだなと安心する私たち☆彡
1か月健診まで、なんどか、産後ケアを使って、安静・養生時間を確保され、
自宅では、新生児を片手に、番台担当し、すでに、家業手伝いスタートされてました(笑)
タフな女将さんです(*^-^*)
2024年12月上旬、
家族みんなで、住吉大社に、七五三詣りをされたと、みんな晴れ着で、
助産院に足をはこんでくれたのもとてもうれしかったです(*^-^*)
そして、あっというまに2月21日がやってきて、無事に
1歳を迎えました✨と元気にやってきてくれて✨
ほんとうに、おめでとうございます㊗
こころから、ありがとうございます♡